ホント、今更ながらCSで『オースティンパワーズ』を観賞した。全編ではなかったものの、ここまできちんと本作を観たのは初めてだったが、なかなかどうして、単なるおバカ映画ではなく、しっかり‟レトロオマージュ”な大作スパイ活劇だったよ(;^_^A

 

 本作は『007』シリーズ、『電撃フリント』、『サイレンサー』シリーズ、そして『アベンジャーズ』といった往年のスパイ映画に徹底したオマージュぶりを貫き、パロディ故のおかしさを追求した映画だった。クライマックスの「バルカン作戦」基地の描写など昭和時代の『007』そのものだったし、お色気とコメディー要素は『サイレンサー』シリーズのノリだったと思う。そのどれもがいい塩梅で、「どうせおふざけのギャグ映画でしょ」って高をくくっていた自分にとっては、観ていて新鮮な驚きを感じた。続編もあるみたいだから、改めて観賞したいな(;^_^A

 

 ところで、本作の魅力の一つは、何といってもエリザベス・ハーレイ演じるミス・ケンシントンのファッションだ。設定上90年代なんだけれど、どこかオースティンの暮らした60年代を感じさせる。劇中Dr..イーブルの一味に拉致された際の素敵すぎる‟囚人服”もいい(;^_^A 

 

 

これは『惑星大戦争』で金星大魔艦に拉致された滝川ジュン(浅野ゆう子)が着せられた囚人服に匹敵する無駄なまでのセクシーさだヾ(- -;)ヾ(- -;)

 

 以前、60年代ファッションに関するブログを書いたことがある。

 

 できれば当方の作品でも、レトロオマージュな衣装を登場させたいなんで、願望というか‟妄想”を持っている(;^_^A  ちなみに『オースティンパワーズ』でオースティンは60代から90年代という「30年間のギャップ」に苦悩するのだが、その『オースティンパワーズ』が公開された1998年から今日まで、既に四半世紀が経過しているんだねぇ……

 

 ところで本作では、件の囚人服に身を包んだミス・ケンシントンが、オースティンとともに、人喰いスズキ(人喰いサメが入手できなかったため、苦肉の策でスズキを品種改良した)に襲われるシーンがあるんだけど、スズキって魚だから、きっと体内にたっぷりEPAを蓄えていることだろう。そんなわけで、今日は「EPAの日」(;^_^A(;^_^A(;^_^A

 

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