そうだ、丁度25年前の昨日、1998年9月6日は、故・黒澤明監督の命日だった。ちょどその日、「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」も開催した広島市西区民文化センター(現・コジマホールディングス西区民文化センター)で、8ミリ映画の上映会を行っていた。そのことは一昨年のブログにしたためたけど、もう四半世紀も経ってしまったのか……
自主映画をやってると、一度は黒澤明の作品に傾倒し、それからそのまま心酔するか、逆にその作風に批判的になるか……そんな“リトマス試験紙”のような存在・作品群だといえる。私も、元々特撮好きだったこともあって、黒澤作品に食指が動くことはなかった、それが、たまたま地上波で『七人の侍』:を観、そのダイナミックな面白さに驚き、そこからレンタルビデオで黒澤作品を片っ端から借りて観(『椿三十郎』は地上波放映で観た)、、全集 黒澤明」を全巻揃え、また「蝦蟇の油」(自叙伝)や「黒澤明 集成」「黒澤明 音と映像」といった関連本も読み漁った。だが、そんな熱も、東映プログラムピクチャーに傾倒し始めてから次第に薄れ、低予算で頑張っている現場にエールを送りたくなる半面、資金を湯水のように使い、周りを巻き込みながら自我を推し通す”黒澤流”に対して批判的なスタンスを取るようになった。結局、劇場で観た黒澤作品も、封切時の観賞は『夢』だけだった。
それでも、黒澤監督逝去の知らせを、打ち上げ会場の居酒屋で聞いた時は、流石も落ち込んでしまったのを覚えている。
ちなみに、こんなに映画が好きなのに、劇場公開映画にエキストラ参加したのは、たったの1回だけだったが、奇しくもその作品は、件の黒澤明監督の『乱』だった(;^_^A

