数ある中から、このブログをご覧いただきましてありがとうございます。

前回は「少しのチャレンジが、みんなを助け、自己を成長させる」というお話をさせていただきましたが、今日は「キチンと理解して、伝えて、気持ちよく働いていただく」というお話を致します。

最近、私のチームメンバーであった若手社員が退職しました。
突然の退職の申し出に戸惑いましたが、本人の希望を尊重し、本人の未来のために祝福して送り出しました。

退職の本当の理由について、「できれば話して欲しい」とお願いしたところ、こっそりと話してくれました。

その理由は、会社トップの方針、部のトップの方針に軸がなく、その時その時で付け焼き刃的な対応になり、社員が振り回されているのに我慢ができない。
それにその指示が遅く、多大な時間外労働が発生している事も我慢ができないという事でした。

私たち中間管理職は、会社の方針や部の方針を、チームメンバーに落とし込み、実際に行動していただいて、結果を出していかなければいけません。
ですが往々にして、「会社の方針だから仕方ない」とか「上からの指示」という理由で、チームメンバーに仕事をお願いしている場面があると思うのです。
しかしそれでは駄目で、キチンと会社の方針を自分で理解して、チームメンバーが納得するようにお願いしていく必要が本来はあると思うのです。
時には自己の上司に意見具申する必要もあるかもしれません。

私たちは、自分自身が理解できていない事をどれだけ相手に伝えても、伝わらないものです。
会社の方針であれ、上司の指示であれ、キチンと自分自身が理解し、自分の言葉で伝える。
そして、チームメンバーに気持ち良く仕事していただくにはどうしたら良いかを考えて日々進めていく必要があると思います。

勿論、会社の方針や上司の方針にはある程度従う必要はあります。
ただし、単に「黙ってやれ」で人を動かす時代は終わったと考えています。

キチンと理解し、キチンと伝えて、気持ちよく働いていただく。
これがこれから必要な働き方の一つではないかと考えています。

今日もお読みいただきましてありがとうございます。
担当:Chappy

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