オンライン旅行予約サイトでの申込みは慎重に! | 一般社団法人 日本医療・美容研究協会 (JMB)

 【相談事例】

 友人とアジアに行くため海外のオンライン旅行予約サイト(OTA)で航空券と宿泊の予約をし、合計18万円をクレジットカードで決済した。翌日、事情が変わったためキャンセルしたところ「キャンセル料18万円」と画面に表示され全額返金されないことに驚いた。すぐに解約を申し出たのに不満!(30歳代/女性)
 ※OTA(オンライン・トラベル・エージェント)…インターネットのみで取引を行う旅行会社
 

 注意ここに注意・・・

 ●OTAを利用する際は、契約条件等をしっかり確認しましょう!

 宿泊などの旅行の予約をするときに、OTAを利用する人が増えています。消費生活センターには、事例のように申込み直後からキャンセル料が発生することに気付かず、トラブルになったという相談が多く寄せられています。利用する際は、事前に下記の点などを十分確認した上で申し込みましょう。
  □ OTA運営会社名・住所・代表者名など。(国内事業者か、海外事業者か)
  □ 契約の相手先 ※OTA運営会社が契約先とは限りません。
  □ 問合せ連絡先。(電話番号・メールアドレスなど)問合せに対応する時間帯や使用言語。
  □ 旅行代金及び支払方法。
  □ キャンセル条件。(キャンセル料の発生時期・金額・支払先など)
  □ 利用規約など。
  □ 日程・プラン内容・氏名・メールアドレスの入力などに誤りがないか。
  □ 予約内容の最終確認画面をスクリーンショットで保管。
 特に国内に事業拠点のない海外OTAは日本語での対応が困難だったり、日本の旅行業法の対象外となるため交渉が難しい場合があります。利用する場合は、契約条件をしっかり確認しましょう。
 

 ●契約内容が記載されている「予約完了メール」などは必ず確認し、保管しておきましょう!

  予約後は、OTAから届く「予約完了メール」の内容に誤りがないか、すぐ確認しましょう。誤りがある場合は、すぐにOTAに申し出てください。また、万が一のトラブルに備えて、予約完了メールや事業者とやりとりしたメールなどは、旅行が終わるまで保管しておきましょう。

(東京くらしWEB抜粋)