2月15日、大阪府警は大阪市北区の「HAAB×DREAM BEAUTY CLINIC」に勤務していた男性医師を業務上過失致死の疑いで書類送検、検察に起訴の判断を委ねる相当処分の意味を付けました。HAAB×DREAM BEAUTY CLINICは、全国チェーンで美容整形外科クリニックを展開しています。

 

 昨年4月29日、同クリニックで男性の頬や顎下の脂肪を吸引する手術を実施。術後、手術に伴う出血で男性は喉が腫れた顔の写真と「呼吸が苦しい」などの合計5回にわたりメッセージを同医師に送信、医師は「内出血は必ず引く」などと返信していました。ところが男性は翌日、窒息により死亡。書類送検の容疑は「窒息死する恐れを認識できたのに、救急搬送などの医療措置を受けるよう指示する義務を怠り窒息死させた」ことです。同医師は捜査一課の任意の調べに対し「呼吸が苦しそうな様子はなく緊急性はないと思った」などと容疑を否認しました。

 

 同医師は2020年から同クリニックに勤務し500件以上の美容整形手術を実施しましたが、事件の捜査を経て今年1月にクリニックを退職していますビックリマーク(BELLEZZa抜粋)