着衣着火に気をつけましょう! | 一般社団法人 日本医療・美容研究協会 (JMB)

 冬本番、寒さ対策で家の中でも厚着をする機会が増える季節ですが、ガスコンロやストーブなどに近づきすぎていませんか?東京消防庁によると2018~2022年の5年間に、着ている服に着火した火災で亡くなった人は13人、怪我した人は213人もおり出火した原因の約8割はガスコンロでした。素材によっては一気に火が広がることもあります。うっかり炎や熱源に近づきすぎないよう、気をつけて過ごしましょうビックリマーク

 

 【事故事例】

 *コンロで調理中に着衣に火が燃え移り、同居人に初期消火を依頼した。同居人も初期消火中に受傷した。

 *調理のためコンロに火をつけ、後ろを向いたところ着衣に着火し受傷した。

 

 【事故を防ぐポイント】

 *調理中にはマフラー・ストールなどを外し、服の袖や裾が炎に近づきすぎないよう注意しましょう。

 *鍋などの近くでは、炎が見えなくても着火の危険があります。鍋などの底から炎がはみ出さないよう火力を調整しましょう。

 *ガスコンロの周りに物を置かないようにしましょう。またガスコンロの家や奥の物を取るときなど、こまめに火を消し衣服の袖や裾に燃え移らないよう注意しましょう。

 <もしも火がついてしまった時は>

 *水をかける・脱ぐ・たたくなどして早急に消化しましょう。

 *服が脱げず、また近くに水や消火器が無い場合は「ストップ、ドロップ&ロール」を実践しましょう。走るなどしてしまうと、風によって酸素が取り込まれ火の勢いが大きくなってしまうおそれがあります。(東京くらしweb抜粋)