Aさんは30代で、プライムSIを目指した転職。
Bさんは40代で、事業会社を目指した転職。
このようなお2人を支援をしたときのお話です。
------------------------------------------------------
前回の続きからです。
Aさんからは、
入社時期を1ヶ月後ろにずらしたいという相談があり
Bさんの入社予定の会社からは、
退職者が出たため、
1ヶ月前倒しで入社して欲しいと打診があった。
2つのミッションに気が重くなるが、
まずは最初に連絡を受けていたAさんの件を対応しよう。
Aさんが入社を予定している企業の、
人事担当者の携帯電話に連絡を入れる。
電話はつながらなかったものの、
すぐに担当者から折り返しのお電話を頂く。
小林:「あの、Aさんの件なのですが、、、」
私は緊張しながらも、
今のプロジェクトを最後までやり切りたい
というAさんのお気持ちを伝え、
入社時期を1ヶ月後ろ倒しして頂けないか、
切り出してみる。
担当:「ああ、なるほどですね~。
状況は分かりました!
そういうことでしたら、
ご入社は1ヶ月でも2ヶ月でも待ちますと
Aさんにお伝えください
」
うぉぉおぉぉ
神すぎる。![]()
安心のあまり、ふっと肩の力が抜け、
デスクでぐったりしてしてまう。
でも、ここで立ち止まれない。
Aさんに人事担当者からのメッセージを書いたメールを入れ、
今度はBさんへのメールを書き始めた。
嘘があるとBさんに迷惑をかけてしまうため、
Bさんが入社を予定していたチームで退職者が出るという事実と、
入社時期を早めて欲しいという企業からの要望があった旨を
メールで淡々と伝えることにした。
その後、Bさんの業務後の時間帯を狙って
電話をしてみる。
小林:「メールはお読み頂きましたか?」
Bさん:「はい。
色々とかなり厳しいですね。。。
退職者の方とは面接でお話もしましたが、
とても良い方だったので凄く残念です。。。
それに入社時期を早めるという話も、
今抱えているプロジェクトがあるので、
簡単にはいかないですね」
小:「はい。そうですよね。。。」
B:「あと、有給も残っているので、
できれば少しリフレッシュしたいです。。。」
小:「はい」
B:「それにまだ上司と退職の話もできていなくて
10月入社も100%大丈夫と言えない状態で、
このタイミングで入社を早めてくれというのは、
ちょっと厳しいですね。
入社時期を早めるどころか、
逆に入社を1ヶ月後ろ倒しにしてくれといったら
やっぱり内定は取り消しになってしまいますかね。。。」
小:「・・・・。
ご事情は分かりました。
とりあえず、一旦企業と話をしてみますので、
改めて連絡させてください」
エージェントとしてBさんに安心して頂けるような
材料をもってきたい。
私はBさんとの電話を切ると、
すぐにBさんの入社予定の企業に連絡を入れる。
人事:「どうでしたか? Bさん入社を早めて頂けそうですか?」
小林:「いや、現時点ではかなり難しそうでした。
理由としては・・・」
人:「うーん、なんでですかね?
今の時代、退職なんてこの日に辞めますと言えば
そのまま通るはずですよね?」
詳細を話す前に、
人事担当は会話をかぶせてくる。
小:「その通りではあるのですが、
Bさんとしては今の担当のプロジェクトを
最後までやり切りたいとお考えです。
その上で、有給も残っているので
リフレッシュしてからご入社したいとお考えです」
人:「うーん、それは分かるのですが
退職者が出るため引継ぎが必要ということは
お話頂きましたか?
よければ私が直接Bさんに説明しますが」
矢継ぎ早にまくしたてられる。
小:「もちろん退職者が出ることは説明させて頂きました。
なので、御社の状況もご理解頂いております。
その上で、急に入社時期を早めて欲しい、
場合により業務委託で早くジョイン頂きたいと言われても、
Bさんもまだ業務を抱えていますし、
入社時期を早めた場合には、
リフレッシュの期間も無くなりますので、
御社のご要望に対してどうすべきなのか
かなり迷っていらっしゃる様子でした」
人:「うーん。。。
もちろんこちらとしても、
Bさんにはリフレッシュはして頂きたいですよ!
だから引継ぎさえして頂ければ、
いくらでもリフレッシュして下さいと
Bさんには伝えて頂けますか?」
小:「分かりました。
あと、もし入社時期を早められない時や、
10月入社に間に合わない場合には、
内定が取り消しになるのか心配されていましたが、
その点はいかがでしょうか?」
人:「う~ん。。。
その件は今はなんとも言えないので、
後ほどまた連絡します。
繰り返しですが、とにかくBさんには、
うちの事情をしっかりと説明頂き、
納得頂けるようにしてください。
そもそも退職に関しては、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
厳しいことを言っているのは分かるのですが、
引継ぎは絶対に必要なので・・・・・。」
人事担当の熱のある話を続け、
私はぐったりしながら電話を切る。
ちょっとしんどい。
・・・・・・・。
そうだ。
ぐったりしている場合ではない。
Bさんと企業と双方のためにも
なんとか早めに良い落としどころを見つけないと。
私は気分転換のため、
オフィスの周りをゆっくり歩き始めることにした。
続きます~
今回もお読み頂きましてありがとうございました。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・::,。゚・:,。☆
IT業界専門 ゆるめのキャリアコンサルタント
キャリア相談・情報収集のご相談は下記まで
株式会社ジェイマックスリクルートメント
小林 敏也 / Toshiya KOBAYASHI
Mail: info@jmaxgroup.co.jp
コーポレートサイト: https://jmaxgroup.co.jp/
Twitter: https://twitter.com/toshiya_jmax
note: https://note.com/jmaxgroup
