私はエキストラというものに、
何となく興味があった。
ただ実際に応募した事などはなかったのだが、
この前なんと勤め先で社員のエキストラの募集があり、
私は契約社員だがOKだったので、
これはやるべきだと応募したのである。
そして今日はその映画の撮影日で、
朝から一日エキストラとして会社での撮影に参加していた。
以前ここにも書いた様に、
勤め先の建物はたまにドラマの撮影に使われたりしているが、
私は傍から準備の様子をチラッと見た事があるくらいで、
今回の様にちゃんと参加するのは勿論初めてである。
エキストラなので通り過ぎる人の役ばかりだが、
主役の有名芸能人のすぐそばのスタート位置で待ってる時などは、
ちょっと嬉しかったりもした。
何しろ私は有名芸能人に間近で会った事なんて、
これまでほとんどなかったからだ。
でも参加して思ったのは、
出演者さんもスタッフさんも監督さんもエキストラも、
誰もが平等に一人の参加者として欠かせない、
皆で作っているのだという実感である。
「いや監督さんや主役さんは重要だろう」という意味ではなく、
よく聞く様な誰かが威張っているなんて事が、
全くなかったからなのだ。
だから正直とても楽しく面白かった。
確かに待ち時間は長い。
でもその間は撮影の様子を見ているので、
全く退屈はしない。
撮影は明日もあるのだが、
私が応募したのは今日だけだったので、
明日も応募しておけば良かったと、
ちょっと後悔している。