服を選びにいくのではなく クライアントの個性を見つけにいく
人と同じ、ということは楽である。
個性は常に人々に煙たがれ、人々をざわつかせる。
おとなしく皆と一緒を決め込んでいたほうが
リスクは少なそうだが、人との違いなければ、代替がいる、
と考えたほうが良い。
太陽が雨の役割をしないように
わたしはいつも、自分にしか出来ない事は何か、を考えて生きている。
それしかできない、は 楽な人にとっては無能に見え
個性を生かす人にとっては 最大の武器になるでしょう
結果 この人にしか出来ない、を生み出しやすい。
私は服を探しにいくのではない。
クライアントの個性を見つけにいくのだ。
人と同じにしか見えない人ならば
服を探しようがない。
リスクを好んで個性を持つ人達の服選びほど
重圧があり、そしてやりがいがあるというものである。
しかもそのような人達は奇をてらわなくとも
また派手なものを着せる必要もない。
変わったものを着せて、変わった人に見えるなど
ナンセンスだ。
その人の個性が なんでもない服すら、そのひと色に染めてしまう。
今日もこれから 素敵な女医さんのショッピングに同行する。
素敵な女医さんは沢山世に存在するが
何がどう、違うのか。
私は個性を見つけにいく。
その答えを服で表現するのが 私の仕事。
いってきます^^
ジャケット ステラマッカートニー
インナー アンティークレース
ボトム 倉敷デニム
アクセサリー ブランビジュー
全貌は、新聞コラム連載2月号をお楽しみに。