局所的豪雨、反対に水不足。気候帯が変化して、生態系のバランスが崩れる。
極地の氷雪が融けて海水面が上昇する。海抜の低い陸地は水没して、生活圏が狭められる・・・等々。
このような将来、確実に破局をもたらすであろう温暖化を阻止するべく、人類は一致団結して行動しなければならない。
―――そう言われて久しい。
人為的な要因による温暖化の根拠は、単純に人口が増えた為である。
1900年の世界人口16億5千万に対し、2020年は約80億人。4倍以上の人口増加と生活スタイルの変化によって、排熱量は20倍差くらいであろう。
1940年から1970年代半ばにかけて低温・寒冷な気象が続いたが、これも単純に2度の大戦で経済活動が衰退し、労働や社会活動を担う中核人口が減ったからである。
人間の数が減れば寒冷化するという明確な証拠がある以上、採るべき温暖化対策は人口削減であろう。※1 ↓
『100年以前の温室効果レベル』にすれば良いのなら、20億人以下に人口削減すれば良いので、サイコロを振って死ぬ人間を決めれば良い。
2回の丁半博打で4分の1の人数にできる。すべての人間が例外なく、この間引き審判にかけられれば平等で公平であろう。
だが、いくら正論だと分かっていても、誰も実行したくないであろう。なので、有効な方法は温暖化対策など一切せずに放置する事である。
環境収容限界を過ぎた人類はもとより、増え過ぎた生物は絶滅するのが運命である。
人口がゼロになるなら、人類が環境に及ぼす温暖化要因も『0』となるので、結果、万々歳となる。
人口爆発が引き起こされた。過剰な人口増加の抑制に寄与してきた『戦争』がオーバーキルの機能不全に陥った現代では、徹底した『自発的口減らし』(産児制限は、政策ではなく、自己責任で・・・)が必要なのだが、マクスウェルの悪魔は存在しない。「産めよ、増やせよ、野に満ちよ」の増産賛美と、「自由、解放、自分らしく」と独占・集約を是とする独善的個人主義とがせめぎ合っている。賛否は両論、同量・同質。昨今のLGBTを持て囃す風潮も、産児制限を意識してか、無意識に因るものか。1970年代の産児制限の時にも同性愛が騒がれた(薔薇族、百合族)。その後の80年代、エイズの流行で同性愛者自体が否定された。政策的産児制限の結果、少子高齢化社会となった先進国は衰退期に入り、発展途上の興伸国(後進国とは衰退先進国の称号)は貧乏人の子だくさん状態で破綻目指して、まっしぐら。不老長寿は出生率を下げ、貧困・飢餓は出生率を上げる。
万事塞翁が馬とは、よく言ったもの・・・
さて、そもそも地球は、社会運動家たちが言うような温暖化はしていない。
現在、都市部で見られる高温化はヒートアイランド現象
であって、地球の気候変動における温暖化とは別のものである。
極地の氷床が融解し、海水面が上昇して沿岸部が水没すれば、海洋の蒸散面(気化面積)が拡大するので気化熱によって気温・海水温は下がる。
低下した気温は水蒸気を雨雲に変え、低地や海洋に雨を、陸の高地には氷雪を降らせる。
固体の水(氷)は氷河を形成し地表に留まる。相対的に海水面は低下する。沿岸部は海退によって陸地面積を増やし、日中の高温化を招き、水の蒸発を促進する。
上空に形成された水蒸気層は温室効果を発揮して、平均気温を高く保つ。よって、水の蒸発が促され、降水量が増える。
降水は気温を奪い、飽和水蒸気量が低下して厚い雨雲になり、日照を遮る。低下した気温の中、水蒸気は凝結して液体の水(雨)となって陸地、海へと注ぐ。
そして、水蒸気が減った空は晴れ上がり、日照が増え、気温は上昇。再び水は気体(水蒸気)となって大気圏を循環する。
結局、地球の平均気温に変動はない。
あらゆる物事は、両面を備えているものである。温暖化の裏では寒冷化も進行するのだ。
温暖化のリスク面を叫ぶ連中のモデル・ケースでは、「極地の氷が融けて海水面が上昇、沿岸都市は水没して大混乱」の時点で思考停止している。
だが上の説明の通り、水が媒介する熱の循環(熱平衡)によって平均気温は保持される。
しかし、地球の大気圏にある水の総量は将来的に減少していくのは自明の理。熱の保持剤が失われた地球は低温化する。
1906年~2005年の気温上昇幅は、0.74℃
だそうだ。これはIPCCの第3次評価報告書の予測値0.6℃
より、大きい。
これを根拠に、「温暖化は確実、疑いなし!」と鬼の首を捕ったかのような環境保護団体(環境テロリスト)は、大はしゃぎである。
俺の手元にある記録(ただの日記)から、2020年夏の最高気温は38.1℃(15.Aug)。2021年冬の最低気温は-8.6℃(20.Jan)。その高低差(幅)は、46.7℃である。
過去、百年間の平均気温の実測と予測値の0.14℃の誤差に何の意味があるというのか?
そもそも夏は暑いし、冬は寒いものである。夏が冬の寒さに、冬が夏の暑さに逆転したところで、カレンダーは人間が作ったに過ぎず、呼び名を替えれば良いだけだ。
何にせよ、「とにかく大変なんだ!大変じゃないと困るんだ!!」と言うのなら、新聞紙上でやってくれ。
(俺は、新聞を買わない。存分に騒いでくれ)
縄文海進のピークであった6500年~6000年前、海水面は現在より5メートル高く、気温は1~2℃高かったとされる。
しかし、この仮説にしても、当時から季節の様相や地形が現在と同じで、人為的加工(開墾、埋め立てや灌漑)されていないという前提である。
このように100年前の気温を前提とする温暖化論には、致命的な欠陥がある。
議論の根拠となる気温は、いつ、どこで、どのように計測されたのか?
1988年に設立されたIPCCについても、温暖化している前提でのデータ収集、評価報告書作成と、公平かつ科学的弁証法に倣っていない。
例えるなら、初めから有罪ありきの冤罪裁判である。
「文明によって自然が破壊され、環境が汚染されている。人口爆発によって資源や食料が枯渇して、人類は絶滅する」
20世紀後半、マスコミがノストラダムスのような現代版末法思想と核戦争の恐怖を煽り、極端な自然主義と原理主義が台頭した。不安を煽って購買を増やしたいマスコミにとって『不都合な真実』は歪曲されるか、無視される。マスコミの流す社会的スティグマ(烙印)、悪質なレッテル貼りを利用した世論誘導・印象操作によって大衆は簡単にパニックに陥る。
(マスコミ悪者説の実例は毎日毎時、絶賛更新中。だが、そうじゃないだろう? マスコミのいかがわしい流言を欲してるのは消費者自身ではないのか。・・・毎度の事ながら、今回も話題が脱線しまくってるな)
―――先に述べたように、基準を小氷期であった中世から19世紀半ばに設定すれば、20世紀初頭ですら破滅的超高温となる。
本来の気候変動としての温暖化(氷河期の終焉)が始まった1万数千年前から、平均気温は上昇し続けている。
融けた氷河は、海水面を平均40メートル上昇させた。陸地は大きく面積を減らし、海洋に接続した平野部に暮らしていた動植物は生息場所を失い、大半は滅んだ。例え人類が原因でなくとも、絶滅は生物が存在する限り続く。
CO2ばかりを目の敵にする温暖化論者たちだが、金星や火星のような、灼熱か極寒の極端な環境を生じさせているのは、ひとえに熱の伝搬者である『水』が無い事が原因である。
温暖化の主要因がCO2であるならば、火星はドライアイスの極冠など出来ないくらいには温暖であったはずである。
元より微々たる量しか存在せず、邪魔者扱いしても大して影響の無い、適当なスケープ・ゴートとして重宝されてるのがCO2なのかも知れない。
・・・無論、俺の実感でも、1994年くらいから夏の最高気温が上がった。冬に水道が凍るほどの低温もなくなった。だが、いつまで、どのくらいまで気温が上昇するかは断言できない。俺個人の過去40年くらいの日記をみても(我ながら几帳面な奴だ)、火山噴火の影響で冷夏や厳冬に見舞われた事もあるし、直近ではコロナ忌避の経済活動の縮小・停滞でエアロゾルが減ったせいか、日照時間が伸びて最高気温の持続時間が長くなった。※2 ↓
(朝焼け・夕焼けの時間が短くなった。緩やかな熱移動の時間が減ったので、気温の急上昇、急低下に繋がる)
現在の氷河期が完全に終わって間氷期が訪れたとしても、その頃には、どんな気候なのか?どんな生態系が広がっているのか?・・・など予測出来るはずもない。
環境保全の発議は、「自業自得で滅びるような愚かな真似は戒めよう。地球生命の一員として、己の分を知り、謙虚になろう」という主旨だったはず。
それが、いつの間にか「驕った人間の行いが生態系を破壊してる。人間が反省すれば、絶滅は回避できる」と論議がすり替わった。
いつから人間は自然を打ち負かすほど強大な力を手に入れたのか?
昨今のサバクトビバッタの大発生や新型コロナに翻弄されてる無能無様を何と言い繕うのか?
(先に滅んだ毛むくじゃらの創造主のペットとして品種改良された『出来損ないのサル』めが、身の程を知れ! 前々の記事を参照)
さてさて、記事のタイトルにある『温暖化の次に来るもの』の話題に移る。
46億年前、灼熱の火の玉として誕生した地球は、表面から冷え固まって固体の惑星へと変化しつつある。
地球誕生から8億年が過ぎた頃。最初の生命の素が現れ、36億年をかけてシアノ・バクテリアへと進化した。
その間には、地球内部の熱噴出による灼熱期、全球凍結の極寒期、時々降り注ぐ隕石群に因る激動の高温期、続いて訪れる灰まみれの低温期。
原始の生物は、幾度ものカタストロフに見舞われ、絶滅しかけては多様な進化を繰り返し、無数のバリエーションを生みながら過酷な試練を乗り越えてきた。
そして、現在。何度目かの氷河期が終わりつつあり、気候は温暖化している。
多種多様な生物が現れては滅びていくだろう。最後まで生き残るのは珪藻類だけ。この地球は、再び珪藻が支配する惑星となる・・・
20億年後、未来の地球。
太陽は核融合に必要な水素を使い果たし、火星の公転軌道を越えて膨張していた。太陽の膨張に先立って、地球は高温の太陽風に晒されて、海水の蒸発によるライデン・フロスト現象によって太陽系重力圏から弾き出され、天の川銀河の中心に向けて漂っていた。
次第に惑星中心部の熱核分裂も衰えていき、マントル対流が停滞する。地磁気のバリアが失われ、宇宙空間を飛び交う放射線の嵐に地球表面は焼き尽くされる。
地表は灼熱の電磁波地獄、地殻の下はすべてが凍り付いた極寒の低温地獄。
50億年以上続いた地球の生態系は進化する活力を失い、唯一残るのは約22億年前に登場した珪藻類だけ。珪酸塩を骨格とする耐熱性微生物と、氷結した水中でも生存可能な極低温微生物とに分化していた。かつて地球と呼ばれた惑星は、その成分の全てを珪藻に食い尽くされ、巨大な珪藻土の塊になり果てた。
宇宙を彷徨う珪藻は、生命の素を封じ込めたカプセルだった。
適当な惑星か衛星、彗星に辿り着けたなら、そこで生命進化の花を開かせるべく、じっとその機会を待ち続けていた。
宇宙は誕生から、たった約160億年。その寿命は、まだまだ続く・・・※3 ↓
というわけで、人間の歴史上で、これから遭遇するだろう温暖化なんて、地球史や宇宙史のスケールで考えても取るに足らない瑣末な事象でしかない。
はてさて、巷で言われてる温暖化対策って、本当にやる意味あるのか?
未来を変えたければ、自分自身で調べ・考え・答えを導く事である。
どうしても答えが見つからなければ、こう考えればいい。
正しい答えなんて、「最初から何処にも無い」のだと。
最後に、戯言の付け足し。
世の大多数が誤解または混同してるが、温暖化と砂漠化は別の現象である。
砂漠化は、農業による土壌からの過剰な搾取が原因である。気温の上昇とは、大した関連は無い。
俺がまとめた「氷河期=砂漠気候」仮説によれば、
「氷河期とは全体が低温で寒いのではなく、高温帯と低温帯が極端に区分され、熱の伝搬者である流動的な『水(液体、気体)』が不足した状態」
が氷河期の実態だと考えてる。
この仮説の根拠として、この記事を書いてる筆者が住む長野県は冷涼で乾燥した砂漠気候であるが為に、農業には不適切な土地柄である。食料にもならない高山植物が大部分を占める、このような貧弱な生態系を、俺は「緑の砂漠」と呼んでいる。ついでに、水循環が起こる標高以上の高山帯に囲まれているので、温暖化しても長野県には何の恩恵も、影響も無い。
それらを踏まえた上で、少し穿ってみよう。
「砂漠化」を「温暖化」の結果であるかのように喧伝し、危機感を煽る環境保護を謳った啓発本は数知れず。
元・政治家を騙るペテン師のベストセラー、「不都合な真実(ISBN 978-4270001813)」に至っては阿漕な商売の見本だった・・・
悪質な政治プロパガンダの代表と言えば、
「嘘も百遍繰り返せば真実となる」(『我が闘争』アドルフ・ヒトラー)
であろう。
「真実」なんて言葉を使う輩は、心底、信用ならん奴だと知るが良い。
常識を疑え、倫理を疑え、ありとあらゆる全てを疑え。
「なぜ、どうして?」素朴な疑問と好奇心によって真理の探求は始まる。
※1 ↑
第一次ベビーブームで出生率は上がったが、成人までには20年近くを要し、子供には成人ほど消費させない。この第一世代が親になる1970年代が第二次ベビーブームと呼ばれ、積極的産児制限政策「バース・コントロール」「一人っ子政策」が実施された。ファッション・トレンドとしても、独身貴族、核家族化推進(少人数世帯は生活コストが高くつく)が持て囃された。
これらの政策やマスコミによる合意形成の背景には、爆発的人口増加に対する重大な危機感があった。
人間は恒温動物なので、常に36.5℃の赤外線(熱線)を発している。一方、体温を一定に保つ為、発汗や呼吸で水蒸気を放出している。
さらに呼吸によってCO2を常に排出している。食物を消化する過程で発生するメタンやアンモニアも温室効果を持つ。
このように、人間は、ただ生存しているだけでも深刻な環境破壊をしているのだ。
※2 ↑
可視光線域の赤色より波長の長い赤外線は肉眼では見えないが、散乱され難く、遠くまで届く。温室効果は、この赤外線放射が重要な働きを担っている。
朝焼け・夕焼けの時間が短いというのは、赤外線を含む波長の長い電磁波によって熱っせられる物質(塵埃、水蒸気など)が少ないという事でもある。
とかく嫌われ者の温室効果だが、この作用が無かったら地球は火星のように二酸化炭素がドライアイスになるくらい(-78.5℃以下)の凍て付いた惑星となる。
温室効果ガスとして、水蒸気(2H2O)はCO2の4倍の威力を持つ。
サウナ(蒸し風呂)から想像出来るように、水蒸気の温室効果は大きく、また地球大気の平均気温を一定に保つ働きがある。
※3 ↑
温暖化
というキーワードから、パンスペルミア説へのSF的飛躍を試みた。
天文学的にも、地球は誕生時の煮えたぎるマグマの塊から冷え続けている。20億年後の未来が、どうなるかは知らないが、水が媒介する熱平衡の仕組みは科学的事実に基づく考察なので、太陽(恒星)からの熱の供給がなければ、いずれにしても地球は冷えて凍り付く。
人間が環境に与える負荷は、自らの首を絞めるには十分だが、地球の自然環境や生態系を左右するほどではない。人間が及ぼし得る影響力は、ありったけの原水爆を掻き集めたとしても、台風の進路ひとつ変えられない・・・