ミニホイップアンテナはローディングコイル部(AH-C7 228mmBNC含)とロッド部(AH-R 185mm(全段
縮めて))で出来ているもので、両方を繋げ全段延ばすと全長130cmで重さ90gと超軽量な7MHz用の
アンテナです。2006年にハムフェアで手に入れてから8年も経ちますが出番が少ないアンテナです。
御前崎で一泊のクラス会を開催のハガキが届いていました。クラス会へは公共交通機関の利用です。
よし、これに併せてこのアンテナの出番を作ろうと思った。で、先ずはテストです。ミニサイズのマグネット
マウントに1.5D-3mの同軸(BNCJ-BNCP)が付いたアンテナ基台(約170g)を持っていて、それを使う
のが、アンテナを立てるにも簡便なのですが、その基台にAH-C7/AH-Rを直接付けた時(G線含む)の
共振点は8MHz近くでチューニングはうまく行きません(やり方が悪いかも?)。それで、コンパクト
アンテナチューナー(by ja7qil)を使って整合を試してみる事にする。コンパクトカメラ用の三脚に15mm巾
くらいで穴の空いたクロムメッキ フリープレートを取り付け、そのプレートの穴にBNCメスコネクタを
取り付けてホイップアンテナ基台にし適宜リード線(13cm)を芯線に半田付けしてチューナーのホット側へ、
グランド側にG線(約7.6m長 偶々の長さ)を繋げてチューナーからの同軸にアンテナアナライザーを
(チューナーを通さないでアナライザー直結の時のSWR最低周波数は7.132MHz SWR=1.2 Z=60Ω)
接続して7.015辺りでSWR1.2以下(チューナーはTマッチ使用。Zマッチ使うとSWR 1)に調整する。
リグQRP機(HB-1A 出力4W)に変えてCQ局をコールして見る。2移動599、7モービル559、1移動559と3局
からレポートを頂く。御前崎市からのQRV予定は、まあ何とかなるでしょうか?。御前崎運用楽しみに...。HI
ついでに、ホイップアンテナからチャンと?電波が出てるのか? HI、ビジュアル電界強度計を使って確認してみた。
QRPリグの出力4Wでは電波が強過ぎます。アンテナアナライザーを繋いでチューニングを確認しているとアンテナの
側に置いたビジュアル電界強度計のLEDが点灯しています?。あれ何とアナライザーの電波源でLEDが点灯します。
FCZ QRPパワー計でアナライザー(MFJ-259)の出力が計れるのか繋いで見ると約6mWを示しています。7MHzの
10mW出力の3エリアの局の信号を受信しQSO出来たことがありますから、これって出過ぎでは?。まあ、それは
良しとしてアンテナアナライザーとビジュアル電界強度計でアンテナの何処から電波が一番強く出ているのか、
また、出るはずがない所から電波が出ているとか?等を簡単に調べることが出来そうなことが分かった。
ミニホイップからは1.3m長の真ん中から確かに一番強く電波が出ていることを確認出来ました。
御前崎の海岸からこの一式で運用の予定でしたが時間の都合と雨が降ってきたりで今回は運用出来なかった。
7・10・14MHz用リグ・アンテナ等一式の約1.8Kgの重さは運用出来なかった分重かった(笑)。
7MHz用ミニホイップとコンパクトチューナーの組み合わせのシグナルが聞こえましたら各局よろしくお願いします。
http://jm1oop.ddo.jp/asahi/back.htm