hamlife.jp などで関心を集めている「通信復旧支援士」ですが、Xなどを見ていてもかなりのアマチュア無線家の方々が「新しい資格」にときめいているようです。
<読売新聞オンラインが報道>総務省、メーカー従業員やアマチュア無線家らを想定した「通信復旧支援士(仮称)」登録制度を創設へ - hamlife.jp
自局はもう少し冷静になって考えた方が良いと感じています。
従来のアマチュア局の非常通信はあくまでも”ボランティア”ですが、「通信版DMAT」になればきちんと組織化され指揮命令系統が確立されるはずです。
いざ発災しても出動出来ない(したくない)とか、被災地で通信機器のセットアップ失敗等は許されないと考えます。
もしも「通信版DMAT」が出動した現場で通信機器が使えず、それが原因で人命が失われてしまった場合は、、、
この報道だけでは詳細は分かりかねますが、「通信復旧支援士」はアマチュアには荷が重すぎると思います。。。
(あくまで個人的意見です。)
◆9月2日追記◆
総務省のホームページに2020年に発足した 総務省・災害時テレコム支援チーム(MIC-TEAM)がありました。
概要を見ると一部は「通信復旧支援士」と同じ役割にも思えます。
MIC-TEAMの指示下に入って「通信復旧支援士」が活動するのでしょうか。。。