昨年末に記事にした原付免許制度の改正予想ですが、
警察庁が動き出しましたので、事実上決定のようです。
原付の免許制度は排気量制限(50cc未満)から最高出力制限(4キロワット以下)へ変更されます。
<記事転載(抜粋)>
警察庁は7日、道路交通法が定める原動機付き自転車の区分を見直す検討を始めると明らかにした。現行規定では原付き免許で運転できる対象は総排気量50cc以下となっている。有識者検討会を11日に設置し、同125cc以下で最高出力が4キロワット以下の二輪車も対象に加えるかどうかを議論する。
安全性に関する実車試験などを経て、検討会は年内にも提言をまとめる。2025年11月から原付きに適用される排出ガス規制の強化に対応する車両を製造・販売することが技術的に困難だとして、日本自動車工業会(自工会)など業界団体が区分見直しを要望していた。
新聞記事の通り、原付二種(125cc未満)の車両をそのまま乗れるようになるのではなく、いわゆるメーカーデチューン(エンジン最高出力を4kWへダウン)された車両のみ乗車可能となります。
4kWは馬力換算すると5.4psなので、現在販売されている原付一種バイクの性能と同等という理屈です。
従って、交通法規は免許制度改正後も現行のままです。
これを「原付免許で原付二種も乗れるようになる!」と勘違いしているユーザーが多数いるようですので要注意です。
昔々乗っていたスズキ・アドレスチューンは原付一種でもカタログ値は7ps(5.15kW)でした。
楽しいスクーターでした(遠い目)。
このような原付はもう二度と出てこないでしょうね。。。