美味しそうだったから。
じゃな~い。
なぜ、ドレンボルトでオイルパンをなめてしまったのか?
https://ameblo.jp/jm1max/entry-12413702351.html
トルクレンチも使っていたのに...。
指定トルクは、SC57(センターアップのセンダボの形式)の前期型2004年式の英語版サービスマニュアルで調べてます。
これが29N・m
ちなみにHRCのSC57(2004年式)レースベース車のメンテナンス情報を見ても、29N・m
SC59になると、30N・mという記載を見ますが(26N・mというブログやら記事もあるけど、それはオイルフィルターの気がする...。)、SC57は前期も後期もエンジンのガワは一緒だから、指定トルクも一緒だろうと信じていましたが、大阪のオートルースというバイクショップの店長さんのブログに気になる日記がありました。
maxと同じSC57後期型(2006~2007年式)をメンテナンスした際のドレンボルトについて書いていて、そこには...
ネジが短いマグネット付きが使われていて、CBRのドレンボルトのネジは5~6mm奥から(手前のオイルパンドレンベースというプレートがあるため)切られているので、3山くらいしかネジに掛からない、この状態で指定トルクの27N・mは怖くて締められない。
とありました。
オイルパンのネジとボルトのネジ長の見立てはmaxと同じですが、気になるのが指定トルク。
27N・m???
29N・mじゃないの???
自らもSC57後期を所有していたバイクショップの店長さんが書いていると信憑性は高い。もしかしたら指定トルクのつもりでオーバートルクでなめてしまったのかも...。
日記の顛末は、付いていたドレンボルトでは短くて不安のため純正品に交換、SC57オーナーには純正品の使用を勧めて締めくくっています。
maxのSC57に付いていたのはネジ長が短い一番左のマグネット付きのスチールボルト、短い。
ドレンベースの厚みが6mm、アルミワッシャーが2mmとすると、ネジに掛かるのはボルトの8mm先、ボルトヘッド高が8mmなので頭の高さ分先のネジを見ると、ん~確かに3~4しか掛からんかも。コワ~。
たったネジ3山なら2N・mのオーバートルクでアルミのオイルパンをなめてもしまってもおかしくないかも、ちなみに前回以前のオイル交換ではドレンボルトがエキパイの間という狭いスペースの関係で大きなトルクレンチが使えず、小型で26N・mまでのレンチで締めていたのを思い出しました、今回は指定トルクに拘って新たにエクステンションを買って使ったのが参事のきっかけ( ;∀;)
デイトナ製のドレンボルトワッシャーには締め付けトルクを25N・mと指定しているものもあります。しかし同じデイトナ製のマグネット付きアルミドレンボルトとは組み合わて使えません。何故~?
サービスマニュアルに従うのが一番安心なのですがパーツを変えた場合はその限りではないことも踏まえて整備しないといけないですね。
今後は特注ボルト(ジュラルミン製、ネジ長23mm、ブルーアルマイト)でトルク26N・m+ワイヤリングでいこうと思います。
指定トルクの真相はSC57後期型のサービスマニュアル見ればカタつくんですけど、それにしてもサービスマニュアル、お高いよ~。