『良いデザイン』『良い仕事』が出来る人 | 観術とAsiaのRenaissance 徒然日記 ♪

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今の時代は、私が尊敬する坂本龍馬や諸葛孔明の時代と良く似ています。

モノづくり時代から人づくりにパラダイムシフトし、
尊厳社会創造に向けて、観術を使ったワクワクLife Styleを
Noh Jesu氏とその仲間たちと共に、
AsiaのRenaissanceの歩みをつづっていきます。

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昨日、書いたblogで、
これからは『足し算の教育』から
『引き算の教育』への変化が必要です。
ということを書きました。

今日は、その事のちょっと続きを書こうと思います。

昔、自分が広告系の仕事をしていた事もあったり、
友達がフラワーコーディネーターをやっていたりして、
いわゆる、クリエイティブと言われる
仕事関係の人が周りに多かったこともあったせいか、

『良いデザイン』『良い仕事』が出来る人というのが、
一体どんな人なのか?

ということを、自分も考えていたし、
周りの人とも話す機会がありました。

その話で、友人の話していた事を思い出したので、
シェアできたら、『引き算』のイメージが
少しは伝わりやすいかと思います。


デザインををする時に、
ついついやってしまうのが、
『あれも入れたい』『これも入れたい』
『あれも伝えたい』『これも伝えたい』
とつい思ってしまい、
色々と盛ってしまうことがあるそうです。

しかし、それだと本当に伝えたい意図や
表現したいことが的確に表現出来ずに、
ゴテゴテしたデザインになってしまったり、
イマイチなものになってしまうそうです。

それが、付け足していく『足し算』のイメージです。


しかし、本当に『良いデザイン』『良い仕事』が出来る人というのは、
どれだけ、シンプルに表現したいものを伝えていくために、
『引き算』が出来るかどうかだそうです。

『Simple is the best』と良く言ったりする単語ですが、

シンプル


それは、別の表現をすると、
全ての無駄をそぎ落として、
本当に伝えたい事、本質が何か分からないと、
何を『引き算』したらいいか分からず、
『引き算』が出来ないということにもつながります。

だから、つい『足し算』をしてしまうそうです。


表現を変えると、知識を足していくという事でもあります。

もちろん、知識が足していくことを否定しているわけではないですが、
知識が多くなればなるほど、固定概念も増えていき、
全く新しいイメージ、発想、アイディアも浮かびにくくなったり、
してしまいます。

大人になればなるほど、固定概念が強くなって、
頭が固いと言われてしまうのは、そのせいでもあります。


なので、『引き算の教育』というのは、
究極の本質から、
シンプルな仕組みひとつで、
この世界を観ていく観方ができるので、
知識を覚えて、暗記して、足していく教育とは
まったく違った教育です。

固定概念をつくっている根っこには、
観点があります。

その固定概念にもとらわれない、
全く新しいイメージ、発想、アイディアができる
人材になるためには、
『観点のZero化』ができる教育が、
今の時代に必要な『引き算の教育』になります。


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m