今日のラテン語

<2503>
Quando mulier nobilis nupserit ignobili, desinit esse nobilis.
高貴な婦女が卑しい男と婚姻したときには、彼女は高貴であることをやめる。

<文法>
quando=when
mulier=upper上級の
nobilis=noble貴族
nupsero:nupto=se marier souvent大抵そのように結婚する
ignobilis:卑しい
desino=laisser〜のままにする
esse:sumのinfinitif

<英訳>
when her loyal highnesse is married with such disgrace boy, she shall opt out of her noble fate.

<解説>
王配制度のない日本では恋愛象限に政治的悪意の形で投射されるシステム合理性として恋愛結節を支配しかねない危険な法理です。ただし、あり得べき戦場で覇を唱えた叩き上げの下級貴族を王族に引き上げる万国不易ロイヤルウェディングの政治力学的機能性を思料すれば、皇室皇族システムからイレギュラーに脱落する事が皇女としての責任と相待って1人の女性としての矜持prideにとってどういう意味を持つのかよく考えてから決断すべきであり、個人的には、私もその措定に一枚噛んでいるロジックにおいても美しい様々な術式が下男との関係性の中で阿婆擦れして手に取るように劣化していく様を衆人環視に自ら晒しているお姫様が、その「関係者全員を不幸にするシステム」を自力で抜けて来るのを待ちたいと思います。(私には効きませんがね)