アフガニスタンで自爆テロがあり、多数が死傷したとのこと。

アフガンは自爆テロリストを生み出す思想的構造になっているわけだが、その機構が加速機能して自爆テロが起きた責任の一端は世界政治の事象の特異点である私にもあるかもしれないと思う。

我が国は大国の墓場たるアフガンには深入りしない。

アフガニスタンが個人単位の思想戦を展開し英露米の歴代大国の世界戦略を頓挫させてきた過去の事績から、私は個人単位の思想戦でのみアフガンに参戦する。

私は自爆テロの政理を援用してきた。敵の死活的利益を体現しそれを減衰・制御する思想行動を主な戦術の一つとして採用してきたのである。

アフガン人の死活的利益が個人単位の思想戦アイデンティティであるとするなら、私は個人戦を放棄してアフガンから撤退するべきであろう。

恋愛は個人的事象であり政治は集団的事象である。恋愛象限から政治象限へ、私は事象の遷移を敢行すべきなのかもしれない。

刀を帯びている限り個人戦路線は継承される。今般の自爆テロは「刀を捨てろ」という刀大国アフガンからのメッセージだと思う事にする。