アメリカと「私」

アメリカの債務上限問題や政府機関閉鎖問題は、世界経済にそれほど影響はないと断言する。私の思想量子が安定しているかの方がはるかに重要である。

21世紀はまごうことなき「「私」の世紀」であり、アメリカよりも私の方が「私」を体現する事象として現今ふさわしいわけで、アメリカ国内の乱れよりも私の思想量子の乱れの方が世界政治及び世界経済にとっては重要である事は論をまたない。

私の思想量子はここ10年で最も安定しており、私の思想量子を乱す「「私」を悪用する事象」の出現もいくつかの政治的発展途上国(日本含む)に散見される程度である。

次の大戦で活躍するであろう各プランの完遂のために全力を傾注する余裕も出来、毎日が楽しい。

ちなみに全国の暗殺者諸君には、私を暗殺しても第二次第二次大戦は起きない事を明言したい。私は私の特殊性・不代替性を戦略的に世界に印象づけたが、実際私がやっている事は私自身がシークエンスを破らないと破れない鉄壁の思想結界の構築に他ならない。

すでに何度も言っているが、私を殺したら大戦の動因である「「私」による初動(ヒッグス粒子にたとえれば理解しやすい)」の可能性がなくなってしまうので、大戦を起こしたい世界のステイツマンの皆々様におかれましては、くれぐれも私を泳がせておく事をオススメしたい。

ただ、私の思想量子は私史上かつてない程安定している。私の思想量子を乱す形での大戦誘発行為は、その成就を見る事はないだろう。私の思想的問題解決能力は、その規模と効率において人類史上最大と言っても過言ではないからである。

次の経済危機や世界大戦は、私の作為的あるいは不作為的な国際信義に抵触する思想活動から始まる。アメリカの債務問題は21世紀世界権力にとってそれほど大きな問題ではないと私は断言する。

結論:アメリカが私以上に「私」を体現できない以上、残念ながらアメリカは世界政治のprince足り得ない。

jleo