「明解・量子重力理論入門/吉田伸夫」を読んでいる。

ニュートン力学的次元から書き起こした、量子力学の基本単語(フォトン・ヒルベルト空間・演算子等)が散りばめられたひさびさに「面白い」本である。

純粋数学はちょっと分からないが、「重力理論に量子ゆらぎを組み込んだのが量子重力理論」といった分かりやすいイメージのレクチャーが光っており(著者自身「イメージのしやすさ」がその理論の運命を決めると言い切っている)、線形代数や偏微分などの耳慣れてはいるもののいまいち理解していない概念で説明されている箇所も、言わんとしている事は大体理解できた。

昨今、軍事と政治の世界に目欲しいフロンティアがない(あったらあったで大変である)ので、理論物理学の世界で「量子重力理論の確立」というフロンティアを見出だし、そこに知力を傾注する気になり俄然やる気が出てきた。

ちなみに私が量子重力理論を説明する際のキー概念はすでに確定している。「人間(一般通常人)の心」である。

例えば具体的に、(朝永振一郎が作った)くりこみ理論を使わずに「量子場の無限大」問題をこの場で解決してみせたい。

認識領域が閉鎖系になった人間の心には極大事象は無限大に映る。例えば「人間は80年、太陽は100憶年」という寿命を比較した場合、家族が死んだり自身が臨終を迎えるなどして心が閉鎖系になった人間事象にとって(常人はそうした際に心が閉鎖系になる)、太陽の寿命はほぼ無限に感じられるのであるが、しかし実際は太陽は100憶年でブラックホール化すると考えられ、宇宙的な極大尺度で考えればそれも短時間である。

量子理論は、そうした人間の心を説明するファジーでポエミィな理論なのである。

と、このように一般通常人の心をキー概念にすれば、量子重力理論のミッシングリンクをいとも簡単に構築できるのである。

かのアインシュタインは光速を絶対の尺度として相対性理論を構築したが、私は人間の心を絶対の尺度として量子重力理論「ハートフル・セオリー」を構築する事にする。

結論:私の「ハートフル・セオリー」で量子重力理論は新たな段階へ。

jleo