シリアにおける先の化学兵器使用がロシアが言うように「反体制派による挑発」であるならば、ロシアの言う「シリア政府の化学兵器の国際管理」によってはシリアの化学兵器は制御できない事になる。
つまりロシアの論理はシリア情勢の安定化を目的としていないか、あるいは根本的に矛盾している事になる。いずれにしてもロシアに対する国際社会と私からの不信感は増大すると言わざるを得ない。
ロシアが自身に対する不信感を払拭するには、「アサド政権側・反体制側いずれかを問わず化学兵器が使用された事実を受け止める事」「アサド政権軍による民間施設への多数の砲撃事案を公式に問題視する事」「「私」主義過激派による虐殺を欧米と共に非難する事」が必要不可欠である。
ロシアのアサド政権を擁護する姿勢には決定的なものが欠けている。「非戦闘員の人命尊重」という国際法の理念が、である。取り繕っても私には分かる。
ロシアの言うように化学兵器の使用が「反政府側による挑発」であるならば、シリア軍による民間施設砲撃は「シリア政権側による挑発」であり、同様に問題視すべきである点を繰り返し強調したい。
ロシアはやはり20世紀の悪しき伝統を克服できない「人命軽視国家」なのか?私を幻滅させないでもらいたいものである。
jleo
つまりロシアの論理はシリア情勢の安定化を目的としていないか、あるいは根本的に矛盾している事になる。いずれにしてもロシアに対する国際社会と私からの不信感は増大すると言わざるを得ない。
ロシアが自身に対する不信感を払拭するには、「アサド政権側・反体制側いずれかを問わず化学兵器が使用された事実を受け止める事」「アサド政権軍による民間施設への多数の砲撃事案を公式に問題視する事」「「私」主義過激派による虐殺を欧米と共に非難する事」が必要不可欠である。
ロシアのアサド政権を擁護する姿勢には決定的なものが欠けている。「非戦闘員の人命尊重」という国際法の理念が、である。取り繕っても私には分かる。
ロシアの言うように化学兵器の使用が「反政府側による挑発」であるならば、シリア軍による民間施設砲撃は「シリア政権側による挑発」であり、同様に問題視すべきである点を繰り返し強調したい。
ロシアはやはり20世紀の悪しき伝統を克服できない「人命軽視国家」なのか?私を幻滅させないでもらいたいものである。
jleo