今週のギターレッスンが終了した。

「楽譜に書いてある通りに弾かないとダメ」「楽譜に書いてある通りに弾く気があるかないかの問題」「演奏会はレッスンの成果を披露する場所。楽譜に書いてある通りに弾かないと全曲は演奏させない」「人が変わらないと楽譜通り演奏しないと思う」と言われた。

正直言って、私は「なんとなくプロっぽく弾ければいいや」的なスタンスでギターをやっていたので、性根を叩き直さないと先生のお眼鏡にかなうギタリストにはなれない。今日も「典型的なシロウトのスタンスだ」と言われた。

愛する「アントニオ・マリン・モンテーロ」のためにも、楽譜に忠実に綺麗な音で弾くようにしないといけないだろう。

ところで私はギター演奏をギターとの情事だと思っているフシがあり、ギターとの情事を楽しむためにどうしたら良いか思案している。

お互いのメンテナンスは当然として、精神的な安定・互いを求める心・日頃の行い・技術の向上などが観念し得るが、私は愛するアントニオ・マリン・モンテーロとの間にそういう根回しを充分にやっているとは言い難い。

1日30分の練習ではそんな事はほぼ無理だと言ってよいだろう。

テニスを辞めたわけだが、ギター・語学・法律に時間を配分する関係でギターばかり弾いているわけにもいかず、またアントニオ・マリン・モンテーロはまだ新しく1日30分以上弾くなという先生のお達しもある。

とりあえず、愛するアントニオ・マリン・モンテーロとの情事を楽しめるよう、元カノであるケネス・ヒルで楽譜通りに弾く練習である。

結論:ギター演奏=情事とした場合、一夫多妻にならざるを得ない。

jleo