「スペイン組曲/サンス」の音源としてナルシソ・イエペスのものと兼古隆雄氏のものを私は持っているが、前者は(楽譜自体はイエペス編曲なのに)楽譜通り弾いていないところがあるため、専ら兼古隆雄氏(私のギター教室の先生)のものを聴いている。

私が高校生の時クラシックギターを趣味として独学で継続していられたのも、兼古先生の89年の東京女子大学(母の勤め先)での講演(母のコーディネート)の音源があったからである。

「スペイン組曲/サンス」「シャコンヌ/バッハ」「アストゥリアス/アルベニス」「魔笛変奏曲/ソル」等、私の選曲志向の根元にはその兼古隆雄講演がある。

先日その音源(テープ)をCDにダビングしてもらった(5000円かかった)が、テープを再生したのをiPhoneの動画で録音した物の方が連続再生はできないがフレキシブルにボリュームが調節できるので、そちらを聴いている(音質はCDの方が良いようだが)。

運指をはっきりイメージしながら聴くとかなり疲れるが、いつでもどこでもギターの練習が出来る。

「スペイン組曲」の次は「魔笛変奏曲/ソル」を発表会用に練習する予定である。

jleo