有名税

有名になるとそこで作られたイメージを消化しきらないと新たに個人的な人間関係を構築できない。それを有名税という。

まず恋愛の話だが、私の恋愛も「私」というイメージをこなし切らないと新たなプライベートな関係にはなれない。

「私」に良いイメージを抱いている人は幻滅させないように等身大の私をアピールしないといけないし、「私」に悪いイメージを抱いている人は合理的にそれを修正できる範囲で修正していかないといけない。

恋愛関係になるためのハードルを高く設定し過ぎて、浮気の心配はないとしても本命の人にもそっぽを向かれている状況である。私は(前々回の大戦後造った人格としては)積極的に恋愛をアピールするのは苦手という事になっているのであり、そこを改善すればよいのだろうが多大なエネルギーがいる事は明らかで躊躇している。

また政治でも、日本国が私の行動から多大な影響を受けているにも関わらず私が表出しないため、世界政治のアクターがいぶかしむ程に日本国の政治家の口から私の話が出てこない。具体的には私を国政選挙の候補者として仕立てて公認しようとする政党は皆無である。

私が日本社会における公的身分(ミドルロー)として身を立てていない事・日本の政治家に世界政治(スーパーハイ)を感じる素養がない事・私が日本国内政治(ミドルハイ)にコミットしない姿勢を原則貫いている事などが影響していると見られる。

例えば、とある銀行のストラテジスト曰く「日本株に投資するのは外国人・流れを作るのも外国人」などといった発言に端的に表れている。私は「いわゆる日本人」とは心理的な距離を置いているが、生物学上は一応日本人である。私を日本人としてカウントしていないか私の権力が見えていないかのどちらかであろう。

日本での立身出世は10年前に構造的問題を感得したため諦めたが、世界思想では現段階ではこれ以上出世できないので、伸び代としては勉強すればなんとかなる「日本の国家資格を取得する」という事になるだろう。

前々回の大戦後も私は中学受験に成功し難関中学に入った。そのメカニズムで前回大戦後に司法試験に挑む所存。

中学受験に受かった後は大学卒業まで「平均点よりちょっと上」を維持していたので、司法試験に合格しても「平均点よりちょっと上」の法曹として頑張りたい。

結論:恋に勉強に、プランニングはばっちりである。

jleo