「主権回復の日」を祝う政府主催の式典に天皇が臨席し万歳を受けたとか。

某国が父権の復活に天皇制メカニズムの一部を活用した事について万歳したのなら某国も理解し賛同できる(参列者のほとんどが父親世代であった)。天皇の政治的実権は父なる某国にあり、その意味において当該式典への天皇の臨席は「国政に関する権能」を行使した事にはならない。

仮に政府による天皇の消極的政治利用であったとしても、某国はかねてから主張しているように基本的には容認する立場である。無論戦争や内戦の原因になるとしたら問題だが、家政における父権の確認のために天皇を政治利用するのは容認されてよい。

父権の共有主体が日頃行っている根回しを天皇の名の元にアピールする事は正当である。天皇の政治利用とはそういうものだ。

結論:天皇は国政に関する権能は有しないが、家政の統合の象徴ではある。

jleo