精神的柔軟性を封じ知的柔軟性を獲得する事が現段階での私の目標である。

世界政治における主要な問題についてはすでに私なりの結論は披瀝した。世界政治のアクターにとってはそれを推し進める事が世界政治の理に適う最適解である。

その結論を出すためにプールしておいた思考様式や思考前提における精神的柔軟性を確定・固定し、知的柔軟性を再生させるのである(簡単に言えば量的緩和の逆)。

また、私が過度の精神的柔軟性を獲得した原因である私の中に常にあった「精神的な若さというものに対する嫌悪感」がこの頃薄れてきたように感じる。

大人になったからと言ってしまえばそれまでだが、自らの精神的若さを破壊して虚心に世界政治を切り盛りしていた状態から解放され、老練な日常に年相応の若さを取り戻しつつある今若さというものを肯定的に評価する気持ちが芽生えたのだろう。

結論:若さとは、無くしてみて初めてありがたみに気付くものである。

jleo