今日は居合の自主練だったのだが、私はギターを持って行き居合の先輩に弾いて聴かせた(先輩はピアノの練習)。

いつも練習している公民館内の音楽室で演奏したが、イギリス製新品60万円は「さくら変奏曲」を弾くにはいい感じに音が寂れており4月の演奏会は英製60で出るのが良いように思う。

しかし「アストゥリアス」などの強いタッチの純正クラシックの楽曲を弾くには向かないし、「大聖堂」などの高音部のメロディアスな部分から激しい運音になる楽曲にも向かない。至極日本的な音色のするギターである(私の育て方のせいだろう)。「さくら変奏曲」で英製60を卒業する。

ギターのK先生から「中古150を見繕ってあげる」「ちょうど売りたがっている人がいるのでスペイン製中古30も見繕えるがどうするか」というメールがあり、中古150の方は「シャコンヌ」用に・中古30の方は「アストゥリアス」「大聖堂」どちらか用にイメージ・チューニングして買おうかとも思ったが、浮気相手まで中古にするのは私の恋愛観念から言ってちょっとチガウ気がしている。

本妻は中古で良いが浮気相手は新品でというのが私のポリシーである。ギター遍歴=恋愛遍歴を維持するならそれはmustである。

従って、国産新品40とスペイン製中古150を買うのを基本路線とし、そのどちらを差し当たりのパートナーと定めるのかが問題なのである。

ただ、すぐ使う実用で言えば西産中古30だけを買うのが最も良いだろう。英製60と弾き比べてギターの良し悪しを見抜く目を鍛える・純正クラシックが合うギターを弾きこなす・中古ギターというものを知るといった観点からギターキャリアにおいて丁度よい。

国産40or西産中古30or西産中古150?=西産中古30!

・・というわけで、私の次のパートナーは現段階では西産中古30(恋愛で言えば「ごく普通の婦女子」)になりそうである。

結論:中古ギターは良い・・のか?

jleo