営業スマイルも向けてくれない君へ

I love youなんて歌を臆面もなく歌う僕に

すれ違い様の君の何気ない小さな笑みが応える

僕のこれまでが間違いじゃなかった事の証左

明日もまた生きていこうとする力が

君と僕の心理的紐帯をさらに強くする

男と女だから結べる友情

恋量子の胎動

こんな日常の潤いが欲しかったんだよ

君のその態度は君の営業スマイル以上に

僕の病理を治癒する効果があるんだ

わかってやってるとしたら君は秀才

意識しないでやってるとしたら君は天才だ

恋量子は恋する乙女を天才にする

君が恋量子を胎動させるなら

僕がそれを古典物理学的事象に変換しよう

それがこの潤いを新たな関係に昇華してくれると信じて

これが僕からのバレンタインデーのプレゼント

お返しは期待しないで待ってるよ

jleo