「現代政治分析/ロバート・ダール/高畠通敏訳」を読了した。
「どんな偉大な政治学者も一冊の中に全ての政治的真理を盛り込む事はできない」というテーゼに始まり、ポリアーキー(民主的政治体制)についての通り一編の言説を経て、様々な古典的大著に対する著者の浅読みを自慢する構成になっていた。
いかに自分に関係する所だけを斜め読みしたとは言え、古典的大著をごく簡潔に要約するのは政治学の悪い所である。「政治学とは中身のない学問である」と声高に叫んでいるようで、読んでいて心苦しかった。
次は「近代の超克と京都学派」を今週中に読了する予定。
jleo
「どんな偉大な政治学者も一冊の中に全ての政治的真理を盛り込む事はできない」というテーゼに始まり、ポリアーキー(民主的政治体制)についての通り一編の言説を経て、様々な古典的大著に対する著者の浅読みを自慢する構成になっていた。
いかに自分に関係する所だけを斜め読みしたとは言え、古典的大著をごく簡潔に要約するのは政治学の悪い所である。「政治学とは中身のない学問である」と声高に叫んでいるようで、読んでいて心苦しかった。
次は「近代の超克と京都学派」を今週中に読了する予定。
jleo