チュニジアで世俗派野党党首が何者かに射殺されたらしい。政府の差し金による暗殺ではなく、獅子戦争のメカニズムが機能した事による暗殺だと思われる。

獅子戦争における暗殺には、「英雄王による主君暗殺」と「異端者による要人暗殺」の二種類があるが、チュニジアでの暗殺は前者である可能性が高い。従って犯人は、野党の実働部隊を束ねていた事象だと思われる。

デモの応酬の混乱に乗じて戦乱を止めるために表歴史に登場する「アラブの春における英雄王(つまり私)」が今回の暗殺で最も得する事象である。英雄王を求める民意が要人暗殺の原動力となっている事をアラブの民衆は自覚すべきだ(民主主義における民の責任の自覚)。

jleo