次のオバマ大統領のツイートは「あなたの隣人とあなたへ。あなたの共同体で支援者とパーティーを見て、連合国家を主催しよう(超直訳)」であった。

私のコミュニティはスーパーハイポリティクスとスーパーローポリティクスに存在、支援者は潜在的なものを基調として遍在し、連合国家とは言わずと知れたGPAの事、主催するとはprinceになる事である。

私はスーパーハイとスーパーローで生じた紐帯(一体感)を維持しつつ、潜在的支持者の揺れる心(思想の量子論的ブレ)を政治的な形(古典物理学的分析対象)にする事を志向し、GPAを休ませprinceは異次元に係留する事を実践している。

ここで言う「政治的な形」とは政治的成果を目指すという事であるが、私の言う政治的成果とは政局での勝利や戦争での勝利及び社会の福利厚生の増進や人倫の向上を指す。

量子論的振る舞いを人間性との親和性がある限度でコントロールすると共にそれを枯渇させない微妙な舵取りが要求される困難な事業であるが、量子論的世界の拡大を許すよりかは遥かに簡単な事業である。

アメリカはどの方向に進めばよいのか?自己改革が高いレベルで要求されている(私が要求した!)複雑な社会で、20世紀アメリカのような輝かしい栄光を獲得するのは困難というより不可能である。

しばし(やっと倒せるぐらいの)絶対悪との対決という勧善懲悪に身を委ね自己改革の手を緩めたいというのは人間ならば誰もが思う事であり、「それが自分の中に眠っている」とか「テロリスト」だったりとか言う言説にはうんざりしているのがアメリカ合衆国国民の本音だろう。

失業や金融など経済的問題が政治の中心課題であるかのようにアピールする政権やマスコミは、「真の敵」を見いだせない焦りをカムフラージュしようとしているように私には見える。

「真の敵」とはありもしない「真の敵」を演出しようとする煽動者自身の事である、というのが政治哲学的解答であるが、そういったみみっちい議論はアメリカの中間層の最も不得意とするところ(私の得意とするところ)である。

アメリカはダイナミックに悪を倒す事によって存続するイノベイティブな国家であり、悪を研究し過ぎて悪になる事はあっても、悪が存在しないという現在の思想状況は最も不得意なのである。

悪が存在しないなら、何のために闘うのか。「人々の範となる」事が日本の戦時思想家の平時の行き道である。「闘いを止めた時、人類の進歩も止まる」とはとある思想家の言いだが、闘いを止めるという未知の領域へとアメリカも歩を進めるべき時ではないか。

「覇権国という名の事実上の失敗国家」ではない真のアメリカを今こそ実践すべきである。アメリカとは何か?アメリカとは希望の国、未知なる世界(フロンティア)を開拓する事によって自我を拡張してきた国家である。

アメリカが闘いを止めた時、人類は新たな地平へと到達するだろう。アメリカにとっての真の敵とは、生活思想における主戦論者達である。旧態依然とした彼らの脳内をフロンティアとして、新世紀アメリカは確かな思想的成果を挙げる用意が出来ている(と思いたい)。

アメリカに神の祝福のあらん事を。

結論:あと8年大戦が起きなければアメリカは平和国家として生まれ変わったと言ってもよいだろう。そのための思想的支援を私は惜しまない。

jleo