「バブルマン」という声を頂いた。私の金回りがバブリーだという指摘であろう。

いきなり年収が1000万円になったわけではなく、色々リスクをテイクして工面した結果であり、私は投資家としてはバブリーだとは思わない。

また原資となった財産は母の遺産と生命保険であり、お金の性質上バブルからは程遠いものである。

年収が大台に乗った事と今般の円安株高はほぼ関連はなく、投資信託の元本割れを回避できているというだけに過ぎない。私は日本のプチバブルとは関係ない。

お金の使い道も政治と金貸しと女には使わない以上、バブリーになりようがない。せいぜい自著を翻訳してもらうのが関の山である。

従って、私の金回りはバブリーではない。

ただし、私がここで培った投資ノウハウを応用して新たに利殖した場合、それはバブルである。

バブルとは何であるか?方法論が実態を上回って機能してあたかもそれに実態があるかのように振る舞う事である。

ここで「私」自身がバブルではないのかという疑念があるが、このツールで行動を始めた当時は「私」は間違いなく「バブルマン」であった。

だが今は違う。自分の能力と人格を正直に吐露し経済規模も思想も地に足が着いた堅実なものである。

一度大規模な「人間バブル」を起こしバブリーな人間性ごとあの世に相転移する、というのが私の行動の目的の一つであった事は10年前に述べたが、そのミッションは完了できたと思う。

結論:バブルを以てバブルで征す。

jleo