とりあえず、水曜日に会う東大の日本史の先生に渡すためのレポートを作成した。引用が多いものの24578字の大作が仕上がったので、とりあえず「日本から大和へⅡ草稿」と名付けた(このツールで配信済)。
「日本から大和へ」で開放形にした思想地図を集約して、「現代に生かすとしたら」という観点はさておいて戦時の大日本帝国の思想的変遷を追ったドキュメンタリータッチのレポートに仕上がった。
少し意外だったのは、母の蔵書である「断腸亭日記/永井荷風」がものの役に立たなかった点である。「近代の超克」「近代の超克論/廣松渉」には紙幅と時間の関係で触れなかった(次回加筆時に触れる事にする)が、私の蔵書中の名だたる戦時思想家の文章はほとんど盛り込む事ができた。
東大の先生に原稿が評価されたら自費出版の方向で調整したいと思い、ミネルヴァ書房に勤める後輩に打診してみたところ、肩書きがないと正直厳しいらしい。
「戦時の大日本帝国の思想」はこれから日本国が必要とするだろう分野である(本当は必要としてはならないが)事などを理由に食い下がってみるが、ミネルヴァ書房から出版するのはとりあえず諦め、Webで原稿を受け付ている幻冬舎新書の方で書籍化する方向で調整したい。タイトルは「大和から日本へ」辺りで。
jleo
「日本から大和へ」で開放形にした思想地図を集約して、「現代に生かすとしたら」という観点はさておいて戦時の大日本帝国の思想的変遷を追ったドキュメンタリータッチのレポートに仕上がった。
少し意外だったのは、母の蔵書である「断腸亭日記/永井荷風」がものの役に立たなかった点である。「近代の超克」「近代の超克論/廣松渉」には紙幅と時間の関係で触れなかった(次回加筆時に触れる事にする)が、私の蔵書中の名だたる戦時思想家の文章はほとんど盛り込む事ができた。
東大の先生に原稿が評価されたら自費出版の方向で調整したいと思い、ミネルヴァ書房に勤める後輩に打診してみたところ、肩書きがないと正直厳しいらしい。
「戦時の大日本帝国の思想」はこれから日本国が必要とするだろう分野である(本当は必要としてはならないが)事などを理由に食い下がってみるが、ミネルヴァ書房から出版するのはとりあえず諦め、Webで原稿を受け付ている幻冬舎新書の方で書籍化する方向で調整したい。タイトルは「大和から日本へ」辺りで。
jleo