私は日本国王というより日本の大統領ではないか、という指摘を頂いた。

確かに多くの国で儀礼的役割と政務の担当を分担するセクショナリズムとして「首相」「君主」「大統領」という三者が存在する。

日本で言えば、首相が総理・天皇が君主とするなら君主の政治的役割と首相の伝統的役割を折衷した大統領職はまさに私のためにあるポストであると言える。

きちんと詮議(選挙と実質的には同旨)を経ており現実に果たしている役割から言って、これから私は「日本の大統領」を名乗りたい。分かりやすくアメリカを例に取れば「アメリカ合衆国の君主」みたいな役職である。 

そこで「大統領令零号」を発布する事としたい。

一.日本国大統領は、皇族が本来果たすべき消極的政治的影響力を行使し、首相以下日本国政界が持つべき権威を体現する。

二.日本国大統領職は、皇族が本来果たすべき役割を果たし、首相以下日本国政界が権威を回復した場合その職務を終える時限職である。

三.日本国大統領は、世界大戦勃発時にはその職務を放棄して日本国から独立して行動する事ができ、また詮議を経て復職する事ができる。

四.日本国大統領は無給無休無窮であり、その研究成果あるいは思想的果実は可能な限り日本国に帰属する。

五.日本国大統領について、公式あるいは私的発表は各個人格「私」の名において行われ、その地位は「私」の総意に基づく。

jleo