ロシア・プーチン大統領が、汚職疑惑が持ち上がった側近の国防相を解任したらしい。

「政治家になって汚職して捕まって課徴金を払う」のがロシアで儲けるのには一番近道、という現実をどうにか変えなければならない。「ロシアの巨大な官僚機構の隅々にまで汚職が浸透している」と日本NHKは悲観的だが、私はプーチン大統領を応援したい。

具体的には、課徴金を汚職額全額に拡大する・一度汚職で捕まったら復帰させない政治文化を醸成する・政治家にそれに相応しい給料を与えるなどして、汚職のインセンティブを低減していくのが地道で迂遠だが確実だろう。

ここで「政治家の給料は賄賂ではないのか?」という疑問が当然生じるが、「給料が必要ない、片手間で国家運営を切り回せる本物の貴族」による政治こそが政治のあるべき姿であるという視座と、政治力を直接経済的価値に還元する事が賄賂であるという観点、及び「国家機構による殺人は合法」という観点から、「行政機構による政治家個人に対する賄賂は合法である」と私は認定する。

プーチン大統領の給料は確か年1500万円くらいだったかと記憶している。一連の汚職政治家粛清が終わったら、誰かプーチン大統領の給料を引き上げてあげるべきである。

ちなみに私の生活は私財を政治力を駆使して運用して賄っているので私は貴族noblesseであるが、私が片手間で国家運営が出来るくらい政治力を鍛える事ができたら、「日本国の政治家は全員クビ」プランを発動したい。手始めに、政治家が解職されている選挙期間中の日本国政務は任せてもらいたい(選挙妨害の意図はない)。

また私は私学共済から障害年金をもらっておりその意味で大学教育を振興する義務を負っているが、それは今のところ費用対効果で満足できる水準である。もっと貢献して欲しければ私学共済は年金額を上げるべきである。

結論:優秀な政治家を汚職で失うのは国家的損失である。能力に見合った給料を国家からの賄賂として払ってあげるべきだ。

付:日本の政治家には給料を払うだけの価値があるのか?無給でやっている私がいれば足りるのではないか?それを今回の選挙戦に付随して日本国民に問いたい。

jleo