クリントン国務長官が「アルカイダはアメリカが育てた」と発言したらしい。

アメリカ政府がアルカイダを育てた事が、合衆国憲法第3条第3節第1項に規定がある「合衆国の敵に対して援助および便宜を供与して、合衆国の敵に荷担すること」という反逆罪に当たるのでは、という指摘が当然なされるべきである。

「アメリカ政府に反逆罪の故意があったか(アルカイダによるアメリカに対する攻撃をアメリカ政府が意図していたか)」という問題については、アメリカが当時戦争を欲しており攻撃をある程度予見していた事から、未必的不作為の故意が推定される(私のプライバシー侵害の法理)。

従って、アメリカ政府は一度、アメリカ経済及び世界経済とニューヨーク市民及びアメリカの覇権に依存していた人々に対する直接的影響力を失った(信義則律違反で死罰となった)のである。

オバマ大統領の政治的・経済的苦境はその辺りに起因しているのであり、オバマ大統領の仕事は覇権や経済の回復の前にまずそのリンクを修復する事だろう。

jleo