民意

昨日は「遠山に何を期待する？」「何も。おぼっちゃんだし。(60代男性)」「大和なんてねーんだよ(50代男性)」、今日は「自分の事しか考えてない(20代女性)」という民意を頂いた。

第一点、私は確かにおぼっちゃんであるが、それなりに辛酸はなめてきたつもりである。・・とかこんな事を言っても信憑性がないので、「おぼっちゃん」属性を素直に謳歌する事にする。職業は(叩き上げの)下級貴族、文句あるか。。

第二点、大和は大戦を思想的に捌く事によって生じる。大戦があれば必ずあるものでもないが、大戦がないと自ら大戦を志向するやっかいものである(通常は思春期の婦女子の恋愛大戦に発揮される)。

我が大和兵衛流によれば、戦争を始めるのは大和であり、戦争を終わらせるのはより大きな大和である。

言うなれば、日本の50代の普通のおっさんに実感できるレベルにまで大和を顕現させる事自体が一種戦争だと言えよう。私はそのための戦争は欲していない。

第三点、私が自分の事しか考えていないように映じるのは、世界精神を体現して自分の薬籠中で思想的問題の解決策を編み出す時に文字通り「自分の事しか」考えないからである。

その民意は、私が日本国に対して宣戦布告した際に我が邦の民はどうすればいいかについて指示していなかった事に対する批判だと思われる。

我が邦の民は、私が日本国に敗れたら日本国民として生きればよいし、日本国が私に敗れたら我が邦の民として生きればよい。この戦争を傍観するもよし、私と共に闘うもよし、私に対して闘うもよし、自由である。

世界各国国民の認識領域の一部に存在する我が邦は、忘れたいと思えば忘れられるし、入れあげようとすればトコトンまでそうできる、民にとって便利な存在でありたい。

jleo