夏がそろそろ終わりである。

春から夏にかけては寝汗ケアが必要だが夏から秋にかけては風邪をひかないようにケアする必要があり、体調の微妙な管理に余念があると日常に支障を来す季節である。

ちなみに今年の夏は一切冷房を使わずに乗り切った。例年だと一番暑い時期に少し冷房を使う感じだが、今年は近所の喫茶店や図書館を併用し(パブリッククール)自宅の冷房は一度も稼働させなかったので、フィルター掃除もしなくて済むし電気代も節約できた。

今年の冬も暖房なしで乗り切りたい。

余談(?)だが、関西電力管内の消費電力は大飯原発を稼働させなくても充分足りたようであり、日本国政府と現内閣が甘い見通しを立てて「とりあえず原発を動かしたい病」にかかっている事は確定である。

脱原発とエネルギー政策との兼ね合いが重要な問題だが、必要ない原発まで動かすほど日本の電力消費は逼迫していないはずである。

日本国の習性として「シミュレーションで上手くいったから現実でも上手くいく」という思い込みがあるが、現実性粒子の滞留が上方遷移する場合(現実がより実戦フェイズにシフトする場合)や下方遷移する場合をも想定したシミュレーションを用いるべきである。

日本国の政治家は脱原発の世論に惑わされてはならないが、原発稼働に固執してもいけない。ムズカシイ舵取りである。

jleo