「想像の共同体/ベネディクト・アンダーソン」を読了した。
言語的統一が国民を生むという命題を掲げ、世界中の文学作品に言及した意欲的な作品と言える。
北一輝に言及しているのには驚いたが全体的に当たり前の事を述べている感は否めず(発表当時はそれなりにセンセーショナルだったのだろうが)、知識の拡充にはなったが思想的インスピレーションは余り得られなかった。
ラテン語で欧州知識世界が統一されていた時代について多少言及があったので、私が古典ラテン語を勉強する真の動機は中世ラテン語の原典を読むためという事にしておく。
次は「ローマ帝国衰亡史/エドワード・ギボン」(抄訳)を読む事にする。
jleo
言語的統一が国民を生むという命題を掲げ、世界中の文学作品に言及した意欲的な作品と言える。
北一輝に言及しているのには驚いたが全体的に当たり前の事を述べている感は否めず(発表当時はそれなりにセンセーショナルだったのだろうが)、知識の拡充にはなったが思想的インスピレーションは余り得られなかった。
ラテン語で欧州知識世界が統一されていた時代について多少言及があったので、私が古典ラテン語を勉強する真の動機は中世ラテン語の原典を読むためという事にしておく。
次は「ローマ帝国衰亡史/エドワード・ギボン」(抄訳)を読む事にする。
jleo