イランで核科学者が数人暗殺された事件について、逮捕された容疑者はイスラエルで訓練を受けたイラン人との事。

つまり、イランが主張するようなイスラエルの指示によるものではなく、私がにらんだようにイランの核武装に対するイラン国民自身の憂慮から出た暗殺の線が浮上するわけである。

無論軍事訓練を受ける際に思想的訓練も受けた事は想像に難くなく、イスラエルの政策的判断でイランの核武装を阻止する挙に出たという側面もあるだろうが、イラン国民自身がイランの核科学者を暗殺する手段としてイスラエルでの軍事訓練を利用したという見方が最も自然なように思う。

イランの政策決定者は、核武装がイランの正義なのかについて改めて吟味する必要があるだろう。

ちなみに私の刀保有の正当化原理は鬼神丸国重に仮託する思想のコントロールであり、真剣は必要としていない。

イランも思想的覇権に対する影響力行使が目的なら、真剣保有政策を撤回し現状の思想的影響力を維持しつつ真剣によって自国や隣人を傷つけないように配慮する私の行動と軌を同じくするべきである。

21世紀は心の世紀であり、刀は心を斬るツールである。

イランが核兵器を求めるのは潜在的敵国の心を折るため・自国民の心を鼓舞するためであり、敵国を殲滅するためではないはずである。

その政策目的を達する限度で核兵器欲求は肯定されるべきだ。

結論:居合刀保有は、真剣欲と非暴力の妥協の産物であるが、それでいい。

jleo