中国で日本の王子製紙の工場の排水に発ガン物質が含まれていたとかで、「王子をボイコットせよ」というデモが起きているらしい。

王子製紙は、どうせ私が唱導するprinceps政治と王子をリンクさせて図に乗ったのだろう。

中国住民の反発はもっともであり、私は日本人が私のアイデアを勝手に活用した事により惹起された事態の政治的責任を取らなければならない。

ここで日本人を裏切って中国人民の側につくのは容易いが、そうした結果私のGPA理論が論理的妥当性を減じたり愛国心逞しい中国人民の心証を悪くするのは得策ではないだろう。

そこで私はアジア的危機のメカニズムたる十八プランに則りprinceを共同体から排除すべきと主張する。

価値中立的システム合理で日本人・中国人民双方に対して同プランを適用するという事であり、太子党も王子製紙も中国ではprinceとして権勢を持つべきではないという事である。

「王子をボイコットせよ」のスローガンは十八プランを端的に表すものとして私も活用させてもらう。

現実をよりよくする政治的アイデアを融通し合う、それが私が掲げる「アイデア共産主義」である。

jleo