「政治的なものの概念/カール・シュミット」を読了した。
シュミットは有名な「友・敵理論」で政治の全てを説明しようとするが、それは戦争が臨在していた時代だから通用したのであって、現代的政治の機微に応用できるものではない。
「離合集散は政治の常」であり、政治の仕方によっては友も敵になり得また敵も友になり得るのである。
ただ自由主義について、「自由主義が、国家および政治に対してわずかに認める価値は、自由の諸条件を確保し、自由の妨害を排除するという一点に局限されるのである」と述べていたのには全く同感である。
我がGPAはそういう自由主義の要請に耐え得る自信がある。
jleo
シュミットは有名な「友・敵理論」で政治の全てを説明しようとするが、それは戦争が臨在していた時代だから通用したのであって、現代的政治の機微に応用できるものではない。
「離合集散は政治の常」であり、政治の仕方によっては友も敵になり得また敵も友になり得るのである。
ただ自由主義について、「自由主義が、国家および政治に対してわずかに認める価値は、自由の諸条件を確保し、自由の妨害を排除するという一点に局限されるのである」と述べていたのには全く同感である。
我がGPAはそういう自由主義の要請に耐え得る自信がある。
jleo