シリア情勢はアサドの脳内革命のち内戦である。

私はアサド大統領が脳内革命に精を出す事を条件にアサド政権維持を擁護したが、もはやそのフェイズは過ぎた。

シリア内戦においては、私は政府軍と反政府軍双方にどちらかに肩入れし政治的得点を稼ぎつつ結果的に勝った方を前から支持していたように装うだとか、武力介入を支持してシリア国民に無駄な死傷者が出るよう画策したりだとかは慎み、「政府軍対反政府軍」という構図を必要に応じて維持するだけにしておく。

スポーツで言うところのレフェリーである。

ちなみにレフェリーに対する攻撃は競技からの追放につながり得るため、両者はこれを厳に慎まなければならない。

シリアにおける「私」は無差別武力攻撃とその民間人犠牲者と共にある。政府軍と反政府軍は、攻撃を互いの戦闘員に対するものに限定すべきという事である。

鬼神丸国重に懸けて、シリア内戦の犠牲者の冥福を祈ります。

jleo