ツイッターによれば、日本各地で反原発デモが多発しており、参加者は「紫陽花革命だ」と息巻いているらしい。

日本国に国家としてビルドインされている核志向と日本人に国民性としてビルドインされている反核感情の攻めぎ合いである。

この点私は脱原発は現実的政策ではないが大飯原発再稼働は軽率だったという立場であり、原発に対する非合理的ヒステリーが先行している紫陽花革命に関してはとりあえず傍観する事にする。

この脱原発ムーヴメント(ブーム)が去った後、私が取り組むべき日本的思想の精髄が誰か(私かもしれないが)を象徴として現れる。それを私は捕まえる事に集中したい。

たとえるならば「火の鳥・ヤマト編/手塚治虫」に出てくる、軍隊を挙げて不老不死の火の鳥を捕まえようとする卑弥呼と距離を置き一人山の頂を見つめる弓彦の気分である。

jleo