人間関係が広がっていくとコミュニケーションに伴うアイデンティティーのロカライズ作用が働くが、その作用をキャンセルしつつ相手にとっての死活的利益を意識するのが、人間の精神内面における政治手腕の見せどころだと思う。

相手がこちらに刻みたい事は受け止めるが、人間的全人格的には受け止めないという事である。

そのロカライズ作用をキャンセルしない・できない相手こそ親友あるいは家族なわけである。

jleo