アナン特使の「シリア挙国一致政府」案で参加を除外される「シリア人主導の政権移行や、シリアの安定を危うくする人たち」に私は該当するかもしれない。

なぜなら「シリア人主導の政権移行」を支持しておきながら「アサド政権が度を越して悪辣であれば武力行使も許容され得る」としたり、シリアの刀遣い達が私を体現するかあるいは観念的な私と闘い殺人を行っていたりするからである。

ちなみに前者はアサド政権に対する政治的サポートであり、後者は私に戦争の耳目を集めて我が大和憲法による平和構築を劇的に行う事に利用したが、どちらも上手くいった。

そもそもアナン特使がこのタイミングで本案を出してきたのは、我が大和憲法と私の政治手腕によって紛争の態様がシリア政府軍対反政府軍に「定式化settle」された事がダイレクトに影響しており、アナン特使案が私をシリアの国造りから排除するとしたらそれはおかしな話である。

おかしな話ではあるが、私は阿南(あなみ)特使の忠言を受け入れシリアの国造りには表向き(?)は参加しない事にする。

私が参加しない事で、世界は「もしもの時のセーフティネット」「五大国のイニシアチブの回復」「私の所業を冷静に評価する機会」等を得るだろう。

jleo