「存在と時間1/マルティン・ハイデガー」を読んでいる。
「一貫した論理が適用場面では逆行する」というハイデガーの思考様式の特徴さえ弁えておけば難なく読みこなせるが、どこをどう読んでもなぜハイデガーが「存在と時間」というトピックを主題に据えたのかが見えてこないため、いまいち腑に落ちない。
戦間期の思想書の特徴たるこのモヤモヤ感を楽しむ領域まで自分の思考様式を高めたいと思う。
戦後は「pax Americana」という形でそのモヤモヤ感は一応の終息を見ているが、その衰退がささやかれる現代において新たな思想的基盤を探すに辺り、戦間期の思想はよいテストケースとなり得る。
jleo
「一貫した論理が適用場面では逆行する」というハイデガーの思考様式の特徴さえ弁えておけば難なく読みこなせるが、どこをどう読んでもなぜハイデガーが「存在と時間」というトピックを主題に据えたのかが見えてこないため、いまいち腑に落ちない。
戦間期の思想書の特徴たるこのモヤモヤ感を楽しむ領域まで自分の思考様式を高めたいと思う。
戦後は「pax Americana」という形でそのモヤモヤ感は一応の終息を見ているが、その衰退がささやかれる現代において新たな思想的基盤を探すに辺り、戦間期の思想はよいテストケースとなり得る。
jleo