「リベラルな秩序か帝国か上下/ジョン・アイケンベリー」を図書館で借りて速読している。

聞いた事のある単語・人名の周辺は読み飛ばし、その論文の核心だけをじっくり読む手法で1時間に90ページ片付けた。

全ページ数も200ページ強*2なので、今週中にこの二冊は読み終わるだろう。

この読み方は学生時代課題をこなすために体得した読み方で、それまで蓄積された知識を総動員して知っている事の繰り返しを端折るため作品の深みを感じる事ができないが、面白いようにページを消化できるのでストレス解消にはなる。

読書の様式として連発は禁物であるが、私の場合世界政治関連の本はこういう読み方が可能である。

肝心の内容の方は「ブッシュ大統領が過去の偉大な大統領と違う点は戦術的慎みを欠いている事」「覇権とはルールを設定して守る事」といった感じである。

jleo