思想の本は読んでいると眠くなるくらい心地よく読めるが、思想以外の分野の本は思考の疾走感を感じず時に思考障害すら感じる。

思想書以外は読みたくないのに無理矢理タスクを課して読んでいる感があるが、思想書は読みたくて読んでいるのである。

この10年間週一冊読書をしてきて、そういう類いの本をやっと見つけた喜びにうち震えている次第。

私は思想的変遷や生い立ち等周囲の環境以外に、思想というものとの親和性という要因から言って思想家である。

思想が私の天職であり、思想以外に取り立てて私の能力はないと言い切ってもよい。

エーテルとも言うべき感覚的エートスに水没しそれを形にする言葉を繰る事で影響力を行使するのが私の仕事である。

jleo