今日の民意は「死(男子中学生)」「死(コーチ)」であった。

「刀」なんだから「死」がまとわりつくのは当たり前であり、それ自体は別に驚く事ではない。

問題は「刀」が「死」を生み出すか、である。

今は政治的に運用したり冥福を祈ったりしているだけだが、「刀」を何らかのツールにリンクさせて物理的に運用するとなった場合、確実に「死」を生み出す。

それはテニスラケット・居合刀・携帯・言葉などでも人を心理的に殺せる事を意味するのである。

私が見ている「なんでも武器になり得る世界」では、真剣は攻撃性と死を封じ込める有用なツールなのであり、その世界観を浄化しない限り私の刀欲は収まらない(今は居合刀で満足しているが・・)。

北朝鮮もそんな感じだろう。従って、北朝鮮に核兵器を手放させるためには北朝鮮の抱いている世界観を変革する必要がある。

人類は何でも武器にする戦闘民族だが基本的に平和愛好家であり、北朝鮮はその基本が抜け落ちているのである。

その基本を北朝鮮に叩き込むためには何が必要かを六者会議関係者は考えるべきである。

jleo