日本の留置場が全面禁煙になるらしい。

収監時に喫煙させないのは「幸福追求権」の侵害であるとして元在監者が訴えた裁判で、日本国最高裁は「喫煙権は嗜好に過ぎず幸福追求権ではない」と判事していた判例が思い出される。

私が留置場にいた時は朝のラジオ体操の時に在監者が喫煙していたが、その風景もなくなるのだろう。

私の父は「酒もオンナもやらない。タバコで死ねたら本望」と言っているが、タバコが刀のような効果を持つ場合がある。

それを考えると、全面禁煙は確かに衛生的だが潔癖症的な感じもする(刀を全面的に禁じる事は暴力性を封じ込めるツールを禁じる事であり容認できない、とする私の立場と同旨)。

服など生活用品に匂いがつくとかでなければ、全面禁煙にはしなくてよいと思う次第。

jleo